ネットでこの話題を見たとき、あー痛い人が何やっちゃってるだろうと思っていた。
冷ややかな目で記事を見ていた。
でもその記事を見ていて、そう思っていたことに猛省する結果になった。
記事の最後には冷ややかな目はいつしか賛美の声に変わったとあった。
残念ながら15人中12位。10位以内はいらなかっため落選した。
獲得票数は1399票。獲得票数に何をあなたは感じますか。
面白半分で投票した人もいるかもしれません。
でも、真剣にこの人だったら俺のこの苦しい生活を、少しでも変えてくれるかもしれない。
俺の苦しみを分かってくれるかも知れない。
その願いがこもった票数かもしれない。
この立候補者は無所属です。
うしろだては一切ありません。
もちろんお金もありません。
選挙で使ったお金は8000円です。
選挙カーも使わず、自転車で走り、選挙ポスターも筆で書いてコンビニでコピーして、自分で張りに行ってます。
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選挙活動はTwitterで行っている。
何年も引き篭もりをしていたが、 本やニュースで日本の現状を知り、問題意識を持つようになった。ブログでは、若者の貧困や、サービス残業に苦しむサラリーマンなどの社会問題に触れ、「人生に絶望してしまっている人々が未来に希望を持てるような そんな国に、私は暮らしたい」と宣言。市議会議員に立候補ができる25歳になったのを契機に出馬した。とある。
この人が投げた一石は大きい。
市長も国政の比例区にでたならばひょっとしたらと言うことはありえると語っていた。
政治家は経歴、学歴じゃないとおもう。
また、ゆとり世代が全くと笑ってるやつらが本当は社会のゴミだと自分は思う。
当選しても政党のしがらみで、身動きがとれずなにもできない政治家ばかりだ。
ただの数合わせの歯車の一部になってしまっている。
政治家は志だ。分からなければ勉強すればいい。
志は勉学では身につかない。
もう一回言いたい。
政治は志だ。
学歴、経歴を前に出してるほど信用なら無い。
地獄を見た人間じゃなきゃ、日本の本当に苦しんでいる人に手をさしのべる政治はできない。
この候補者は上野竜太郎さんは、選挙が終わったら就職したいとTwitterで言ってる。
人々に政治とは何かを考えさせるきっかけをつくり、何より自分の人生をやり直すきっかけになったのかも知れない。
ゆとり世代は言わなきゃ何もしないは、今回の件でただの偏見だと思えるようになった。
落選しても人々の生活に何かプラスになったのだ。
立派な政治家じゃないのかな。