ハイレゾ音源購入

前にハイレゾで音楽を聴ける環境を書いたけど、今回は聴く音楽、音源についての話。

今まではCDからロスレスでFLACファイに取り込み、アップサンプリングして聴いていたけど、どうしても、
アップサンプリングをしていない、ハイレゾ音源を聴いてみたい衝動にかられ、購入を決意。

今回は、バイオリニストのNAOTOさんのBESTアルバムを購入。

ジャケットだけど、通常のCDとハイレゾ版は違います。

CD版が銀ならハイレゾ版は金て感じです。

音楽配信サイトから購入し、ダウンロード。

1ファイルが大体150MBぐらいになるので、ダウンロードにはスマフォならWifi環境が必要と思います。

ダウンロードが完了して、聴いてみると今までアップサンプリングしたものと明らかに違う。

これには正直驚いたし、感動しました。

音が透通りクリアな感じかし、音的な情報量も増え表現が豊かになった気がする。
今まで小さくて聴こえていなかった音が聴こえ、こんなところで、こんな音が鳴ってたんだと再認識します。

実際自分の耳と表現力では伝わりにくいと思って、機械的にみるとどうなるのか調べてみました。

下の画像は音源の情報量を絵的に見たものです。

左の縦のメモリに注目してほしいのですが、15KHzのちょっと上で色が突然無くなっているのがわかります。

これはCDの音源をそのままMP3に変換したものです。CDの音源は大体15~20KHzまでしか音は表現されていません

CDの保存できる容量の問題で、録音した音をそのままCDに入れると1曲しか入りません。なので人間の聞こえる
可聴範囲の上限20KHzで音をカットしているのです。

カットしていますが人間の聞こえない範囲なので、私たちはそれほど違和感なくCDの音を聴くことができます。




上の画像はCDからロスレスでFLAC変換をして、合わせて、アップサンプリングという補間処理を行ったものです。
やはり20KHzで大体の音はなくなりますが、アップサンプリング処理を行っているので、40KHzまで音が存在しています。
とても高音の領域で結構耳のいい方ではないと聴きとれない範囲かもしれません。

アップサンプリングとは音源の切り落とされた部分を、プログラムで解析して補間する技術です。
フリーのソフトでもできる処理です。
使う方はさらっと1行ですが、開発は大変だったと思います。開発された方に感謝します。

ちなみにハイレゾ音源を聴くには、音源に対応したイヤフォン、ヘッドフォンが必要なのは、この高音領域の音を
表現できる能力が必要という考えで、ハイレゾ音源対応の製品が出ています。

ですが、この専用のイヤフォンが必要とあるメーカーは言ってますが、オーディオ愛好家の方には、ハイレゾ対応
のイヤホンじゃなくても問題ないという方もいます。
高級なイヤフォンたとえば、5万円から10万円するイヤフォンならハイレゾ音源でも大丈夫と言われます。
確かにイヤフォンはいかに音源を忠実に表現するかが、機能の全てです。
今更、ハイレゾ対応のイヤフォンが必要とはおかしいという考えです。

これは自分の私見なのですが、ハイレゾ入門者の自分は、とりあえずハイレゾ対応をうたっている製品を使用しました。
感想としては、まったく表権力がケタ違いで驚きました。
確かに比較したイヤフォンが双方とも1万5000円ほどで買えるもので、前者の高級イヤフォンには及ばないけどある一つの
指標にはなると思う。


最後の画像ですが、音楽配信サイトから購入した音源です。
真ん中の画像と比較すると、緑色の部分が20KHzより多く表現されていることが比べられると思います。


まさにこの部分がアップサンプリングした音源と、マスター音源の違いになると思います。


ハイレゾ音源は少しずつ広まりつつありますが、やはりまだ敷居が高いイメージ、よくわからないイメージが強いと思います。

自分もまだまだ入門者でよくわかっていないところは多々あります。

自分なりの結論としては、

1.お金をかけて聴いても実際はライブ、コンサート、録音スタジオの音源をそのまま聴けるというわけではありません。


2.最初は最低限の設備で聴いてみて、違いを感じ取れるか試してみる。


3.大きく期待して、いきなり何十万も投入しても、違いが少ない場合もあるからその点は自己責任で。


4.インターネットで最低限の知識は身につけたほうが無難。だけど偏った知識は判断を誤る元なので注意する。
(偽レゾ音源には注意する。)


5.音楽は音質ではなく、メモディーを楽しむもの。音質はほんの少しのこだわりにしておくもの。


もし興味をもたれたら、ネットで調べてみてください、私より何倍も詳しく、わかりやすいサイトはたくさんあります。

盛り上がっていくと、ハイレゾ音源を販売するアーティストが増えるかもしれませんね。

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