来週の土曜日はバレンタインデー。
昔からモテてることがなかった、瀞音少年。
貰える子は小学生ぐらいから貰える。
やっぱり頭のいい子だったり、スポーツのできる子はモテて貰える個数も多かった。
羨ましいとは思ってはいなかったはずだけども、やっぱり心の何処かでは羨ましい思っていたのかもしれない。
そんなモテない瀞音少年にチョコレイトを何故か母親から貰えた。
モテない息子のために、せめてチョコレイトを食べさせてあげたいのか、赤い箱のGhanaチョコレイトを一枚くれた。
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今思っても悲しいし、痛い。
バレンタインデー・キッスが流行っていたころはそんな感じだった。
高校生の時、奇跡的にも彼女がいて、チョコレートケーキを貰えた。人生の中で一番甘い思い出でだったりする。
時は流れて、 Perfumeのチョコレイト・ディスコが流行る頃、自分も既に結婚していた。社会人なので義理チョコを貰えることがあり、実は嬉しかったりしていた。
いつからから覚えてないけど、バレンタインデーは逆チョコで自分が奥さんにあげることが習慣化していた。
買うときは流石に恥ずかしい。
女の子がひしめき合う中、男性が一人チョコを買いに来てるのだから。
まわりからは、あっち系の組合の人なのか、コイツとうとう自分で買ってるのかよ。て見られていると思うと恥ずかしい気もする。
でも、実は誰もそんなの気にしてないし、店の人もどうでもいいことだろう。と最近は思えるようになってきた。
確かに美味しいチョコレイトはこの時期しか食べれない。何千円もするチョコだったりする。
ちなみに、ゴ○ィバのチョコレイトは確かに美味しいけど、あれは高すぎじゃないかといつも思う。
それこそ板チョコ何枚買えるんだよ!とは思っちゃいけないのか。
今年は何処のチョコレイトにしようか、悩んでいるこのごろであったりする。