日本人は3年後日本米を食べれなくなる

備蓄米の放出で米小売り価格が下がると予想されていたが、実際は3500円止まりとなっている。この価格の下げ幅は恐らく限界と自分は感じている。

また。今後の予想としてはジリジリと価格が上がっていくと自分は思っている。もう秋の新米が出ると価格が安くなって求めやすい価格になるのは、夢のまた夢の話である。

それどころか日本人は日本米を今後食べれなくなる可能性の方が高い。

なぜ3年後なのか。

三橋貴明氏のYouTubeチャンネルでは以下の解説がされている。

農家を生業としている29歳以下の割合は1%しかなく。

平均の年齢は(2022年)68.4歳と70歳に近い。後継者不足が問題視されて大分経っているがこの問題はもう後戻りができないぐらい深刻な状況になっている。

それにあわせ農家の赤字率が95%で、作付け(面積が10ヘクタール以下)面積が少ないほど赤字になる。

その様な状況では、息子に後を継がせる親はいないだろう。平均年齢が70歳に到達するまであと約3年。この先次々を廃業していく農家が増えていって3年後にはほぼなくなるだろうと思っている。

70歳の体には農作業は負担が多すぎる。でも続けるのは「先祖代々続いている土地を何とか守りたい」という気持ちだけで米農家を続けている。でも高齢の体を考えるとあと3年。70歳を区切りとして廃業していく農家も少なくないだろう。

もし。国が危機感を仮に持ったとして、後継者を育てるとしても息子は会社員勤めをしており、孫でさえ後を継ぐ可能性は低い。それに技術の伝承には少なくても2~3年はかかるとされている。3年後には農家が廃業し、後継者も育てられてない。この状況で米価格が下がることは予想できず、米自体もなくなり海外の米に依存する4年後が見えてきている。農水省の予算が1兆円増えて農家への救済に当てられれば状況は大きく変わると三橋氏は言うが、今の緊縮財政を続ける限りは恐らく先は決まったも同然だ。農家は廃業し、日本人は日本米を口にすることができなくなる。一部の富裕層の嗜好品として日本米が流通すると自分は予想している。

これは誇張でもなく現実であって、高騰する米さえ無くなっていく。もう日本は海外の米を食べざる得ない。

タイトルとURLをコピーしました