ネットの記事で、有給休暇を取らない日本人という内容の記事があった。
働き過ぎという内容で、有給休暇消化率ワースト1位を6年も保っているという。
その中で驚いたのが！有給休暇を１日も使わない人が割合で、５人に１人の割合でいるという。
健康で風邪などで休む事が、無いのならそれに越したことはないが、まさに鉄人だ。
なんか平日に用事もあるだろうに‥‥。
自分に社会人になったときの上司は、有給休暇は体調が悪いときにとるもので、遊びで有給休暇などもってのほかだった。それと月曜日に休むのも御法度だった。週の始めに集まって、行程会議をするのが好きで、だから休む＝行程会議欠席になるのだから面白くないようだ。
15年ぐらい前の話だ。
自分もどちらかというと、有給休暇をとって遊びに行くというタイプではなかったので、有給休暇は半分も消化してなかった。
でも、うつ病になってから少し考えが変わった。
休職が決まりまずは有給から消化する。
その時、確か35日ぐらい有給休暇があったのを憶えている。
なぜか、一日、一日有給休暇を使って休んだ日を数えていたような気がする。
そして有給がなくなり、傷病手当に切り替わった日に、絶望感にさいなまれたことをいまでも憶えている。
復職して、もちろん有給休暇はない、毎日を危機感を持っていたような気がする。
一日でも休むと欠勤になる。
給料が減る。ただそれだけを恐れて毎日会社に行っていた。
そして、また有給休暇をもらえると、気が少しゆるんだのか、体調不良で時々休むようになった。
でも、有給休暇を使い切ることなく、今に至っている。
そして来月からまた新しい有給がもらえて、有効期限の2年の有給休暇は捨てると事になる。
3日ぐらい捨てることになるのだけど、それを奥さんに言うと、よく頑張ってね。て褒めてもらえた。
有給休暇0から出発して、有給休暇を捨てるまでになったことを喜んでくれた。
最近では、ライブなどが平日の時は有給休暇をとって出かけるようになった。
それになるべくは月１日は有給休暇をとるようにしている。
もちろん繁忙期だったり、下にアルバイトさんが付いて働いているときは、なかなか休めない。
休みたい場合は、アルバイトさんに了解をもらってから休むようにしている。
それが許されるなら続けていきたい。
日本人は有給休暇を取らないのか、社会が取りづらいのか、またその両方なのか。
自分がわかったことは、有意義な自分の為に有給休暇使うのも、たまにはいいんじゃないかということです。