ドラゴンクエスト3 HD-2D クリアしました(一部ネタバレあり)

11月に発売した。リメイク版ドラゴンクエスト3 HD-2Dの通常シナリオまでクリアしました。

ゲーム自体、全体的にとても良かったと思っています。Steamのサイトでは賛否両論になっていてゲームの完成度に色々な意見が出ていた様です。

2D版ではありますが立体的となっており、全てにおいて高い表現力でした。今までのドラクエ3では味わえない表現です。

船を手に入れてから行ける所が大きくなり、初見者はどこに行ったらいいか、わからない感じになりますが、次の目的地が表示されて親切な設計になっています。これは楽でいいですね。36年前にプレイしたので記憶が曖昧なところがありましたがとても助かります。

ストーリーはほとんど変わっていないのに何故か新しいゲームをプレイしている気持ちになったり、とても懐かしい感じになったりと、とても不思議な感覚になります。

ボイス機能が付いてストーリーで重要なところは音声付きになります。この機能があるおかけでストーリーに厚みが付いて、当時クリアーする事だけを考えてゲームを進めて来た事もあり、あまりストーリーを理解していないところもありました。それが今回のリメイク版でストーリーを深く知る事ができて、ドラクエ3の世界にどっぷりと浸かる事ができました。ファミコン版はカセットの容量の問題でストーリーの内容が深くまで表現されていなかった分、リメイク版では丁寧なストーリー表現になっていました。

ファミコン版のアレフガルド大陸ではもうストーリーなんてかっ飛ばして進んでいたので、内容をよく理解していませんでした。ドラクエの1&2をプレイした事がなかったので余計に内容が入ってきませんでした。

ラストのボス。ゾーマを倒すとクリア後のゲームをプレイする事ができます。YouTubeでは攻略の動画が沢山アップされています。2ターンで倒す方法とか。少し過剰気味な情報も見る事ができます。昔はそんな動画を見る事もできないので自分で考えるか、友達から教えてもらうか、攻略本を見る事が多かったことを思い出します。

ファミコン版での虹の架け橋はこんなに綺麗な表現はされていなかったので、演出がとても綺麗です。

父オルテガとの最期の別れ、子供の頃はそんなに多くを感じることはありませんでしたが、今50歳でプレイすると胸が熱くなります。

ラストのボス、ゾーマ戦でも様々な演出があり気持ちのワクワク感は子供の頃に感じた時と変わりませんでした。最初に戦闘に入った時に聞き覚えのあるゾーマ戦の音楽が鳴らず??みたいな感じになりましたが、バリアを外してゾーマのセリフのあとに。ジャーンとゾーマ戦の音楽が始まります。自分的にはこの演出がこのゲームで一番ワクワクしました。ゲームをプレイしているのは50歳のおじさんではなく。あの頃の瀞音少年そのものです。

エンディングではクレジットが表示され。鳥山 明先生と。

すぎやま こういち先生の名前が表示されると、もうこの世にいない巨匠に想いを伝えたいですね。やっぱり素晴らしかったと。

そして最後にプレーヤーの名前が表示されます。プレイヤーもドラクエ3の世界を作ったひとりとなるのです。

どうしても気持ち的にしなきゃ行けないと思ってした事があって、道半ばで死に別れてしまった父オルテガを生き返させる事ができます。試練の神殿を開放後、一番にやりました。スタートの自分の生家に戻るとオルテガが帰って来たと城、街中で歓喜に溢れていました。このストーリーを解放して良かったと自分の中の少年も言っていました。

スタッフスクロールを見ると沢山の大人がこの作品に想いを注いで作ってくれたんだなと思うのです。

一番最後にえ!そうなのというシーンが流れて、今年発売のドラクエ1&2へ物語は繋がって行きます。

試練の神殿はドラクエ3ではなく別物のゲームですが、時間があれば少しづつ攻略して行きたいです。

最後にこのドラクエ3リメイクは素晴らしいゲームです。

ラスボスのゾーマを倒す旅ですが、その中の冒険は実はストーリー上の沢山の人を助けたり、気持ちを繋いできたんだなと思います。

36年前の冒険者(少年少女)のすべてに捧げるゲームです。

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