コロナ禍の中、自粛を余儀なくされている為と言うわけではないけど。
外でのブログネタがありません。と言う訳ではありませんが前々から気になっていた、マイニングをやってみようと調べてみました。
まずはマイニングとは。
めちゃくちゃ簡単言うと、仮想通貨(仮想通貨とはなんぞや?)の取引があった場合にそれを台帳に記入します。その記入をきちんと行うには誰かが計算してきちんと台帳に記載してくれなければいけません。通常は管理している銀行等がしますが、仮想通貨は管理者がいないので、誰かが計算しなくてはいけません。その計算を手伝ってくれた人に報酬として仮想通貨をもらうことができます。
まとめると、世界の仮想通貨を管理する計算を、自分のパソコン(リソース)を貸し出してその報酬に仮想通貨をもらう事をマイニングと言います。
普通マイニングはパソコンのCPU(計算する所)とビデオカード(映像表示を計算する所)で計算しますが、主にビデオカードで計算するのが一般的です。
去年ぐらいからまた、仮想通貨のレートが上がったこともあり、またマニングブームが再来しています。
その為、計算するためにビデオカードが必要となり今はどこに行ってもビデオカードは品薄状態です。いかにパソコンに沢山のビデオカードを搭載して計算させるかで、仮想通貨の報酬が変わってきます。
長い前置きでしたが、ここから瀞音さんの話です。
家の中に住んでいる人数よりもパソコンが多いうちでは、パソコンにはこまりませんが、マイニングをするにはどのパソコンも非力すぎてマイニングができません。
そこで目をつけたのが、Mac mini です。このMac miniは以前に外付けのビデオカードeGPUを接続しています。これでできないかと色々と調べた話です。
世の中、やっぱりWindowsが標準でMacOSは少数派です。環境を整えるだけで大変です。
まず、マイニングをするソフトが無料であるのですが、ほとんどMacOSに対応していません。MacOS対応しているhoney minor(ハニーマイナー)はeGPUに対応していないため利用できません。もう手詰まりです。
その中。海外のYouTubeでbfgminer-5.4.2-macを見つけました。これはMacOS、
eGPUに対応しています。でも如何せん。怪しすぎます。マイニングした仮想通貨を貯めておくサイトが怪しすぎます。そしてbfgminerというソフトもかなり胡散臭いです。
世の中でマイニングソフトでマルウェアのウイルスが混入されていて、折角マイニングした仮想通貨を横取りするソフトもあります。その為なのか、WindowsもMacOSも100%セキュリティーに引っかかります。それを手動でインストールするのですが、何回も警告が出るので不安になってきます。
さて、設定も終わりいよいよマイニングスタートですが、このマイニングソフトはWindowsみたいにマウスとかでアイコンをクリックで動く代物ではありません。
MacOSのターミナル。Windowsでいうコマンドプロンプトで操作します。
文字ばかりで不安さを一層強くしますが、実行してみます。2、3秒後にeGPUとMac mini本体から換気ファンの爆音が鳴り始めます。
最大限の計算をしているため、排熱しているんですね。もうパソコンではありません。ドライヤーです。空気が熱いです。しかもうるさい。これを24時間回している人はきちんと寝れているのでしょうか?そのぐらいの爆音です。
こんだけ熱が発生するので、電気もかなり消費していると思われます。
実際マイニングは電気代とマイニングで得た報酬の割合で利益が出るかどうか判断します。しばらくマイニングの画面をみていましたが、マイニングスピードはまあまあでてますが、一向にマイニングした感じがしません。ただうるさく、電気を食っているだけです。
これは、無理だなと判断してマイニングをストップします。
また、まわりが静けさが戻ってきます。
判断しました。マイニングは無理。辞めた!!英断というより消去法ですね。
やっぱりにわかのマイナーには穴が深すぎました。
そしてbfgminer-5.4.2-macというソフトは怪しいのでMacを一度真っ新に初期化して終わることにしました。
Windowsならもう少しなんとかなるのだろうけど、Macには少し荷が重すぎたような気がします。そもそもMacでマイニングする人は居ないと言う話もありますからね。
まあ、MacProとかあの辺になればまた話は違うんでしょうけど。
今回のマイニングの話は以上です。