核兵器禁止条約

 24日に条約発行が必要な50の国と地域が集まった。

核兵器禁止条約は発行されたとしても、軍縮、核廃絶への道のりはまだまだ遠い。

核兵器は無くならないことには、本当の意味での平和は訪れない。

現時点でも各国間での緊張が続き、悪化が進めば最悪の事態にもなりかねない。

その世界の均衡を保っているのが、核兵器であることの現実。

核保有国に囲まれており、また。日本は唯一核爆弾の経験国でありながら、条例に否定結国となっている。

これは世界のメディアでもあるように、失望と言う言葉ばかりだ。

日本政府はコメントとして、ゴールを共有して目指すとある。経験国でありながらなんとも歯切れの悪いコメントだ。

ここからは私見になるのだけれど、条例に賛同してしまうと核を保有している国と無意味な緊張が生まれてしまうのを避けるためと思っている。

争いの種は少しでもまかないことを決め込んでいる。その反面、核の傘下と揶揄されている日本の態度は変わらない。

アメリカの機嫌を損ねては大変なことになる。

色々な事情や心理戦を考え、否定結国になっている。

広島、長崎の市長は落胆しているだろう。

日本が賛同国になってリーダーシップを取ってくれないことに。

でも、自分には核兵器禁止条約について、またその条約に賛同しない日本政府に疑問や興味を持たない国民に一番落胆している。

あの時の経験をした人は確実にいなくなっている。

このまま日本は忘れてしまうのだろうか。あの時の悲しみを。

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