伶さんの動画でこの題名の動画がYouTubeにアップされました。とてもショッキングな題名です。この題名の真意は動画を見ないと分からないです。自分自身も実際どちらにも該当していませんが、実は伶さんの動画は他にも見ていて、伶さん自身となんとなく波長が合うなと思っていて共感する事も多かったからです。ふたりとも双極性障害Ⅱ型という事もあったからかもしれません。あと、動画内でASDについても話していました。ネットのセルフチェックをすると限りなくASDではないかという答えでした。この手のチェックは大体大きく結果が出やすいですが、これも一つのきっかけ、病気が上向くきっかけになればいいと思って今度主治医に相談してみよう思いました。
今回の動画は題名の通り「死にたい」「死のう」と思っている人に向けた動画です。
まず、冒頭にこの事を書くべきか悩んだのですが、「自殺はしてはいけない」「死んではいけない」という趣旨の動画です。この結果だけを最初に見ると結局はそっち側の人間の話なんだよねと動画を見るのをやめてしまうかもしれません。でも自身この動画を今まさに死のうとしている人に見てほしいです。自分みたいに興味本位で見てもいいですが、多分最後まで見れないと思います。興味本位だけでは。
この動画は2時間20分もあります。長い動画だと思います。動画内で伶さんも言ってますが、休み休みとか他の事を挟んでもいいので自由に見てほしいと言っています。なぜこの動画は長いのか。それはこの動画を見ることにより、2時間20分は死ぬ時間を先延ばしできるという考えからでした。この動画の間に何かを挟めばさらに実行まで時間が長くなります。動画の収録自体は6時間ぐらいかかっているそうです。それを2時間20分の尺に収めました。最期なんだから見てみようと思える尺の長さです。
内容は多岐にわたり、死のうと思っているのであればまず休もう。世間体、周りの迷惑を考えずまずは休むことを考えてほしいということでした。
自身の実体験も話しており、実際自殺を計画実行した事も話しています。
とても熱量の高い話です。その分真剣な話でとても共感する所が多々ある動画です。
伶さんの病気の状態が上向いたきっかけに、切り裂いたカーテンの隙間から月が見えて、いくつかの偶然から今、月を見ることができて、気づくと月に祈っていたというくだりも、自分も何もできずに眠れない夜にカーテンの隙間から月が見えてそれを眺めていた事を思い出しました。
仮に自殺してしまった人を周りの人は、「気づかなかった」「普通に見えた」「いつもと変わらなかった」と言う理由もこの動画でわかる気がしました。
伶さん自身も未遂の時「これから死にます」て言えなくて悔しかったと話していました。
『日本いのちの電話連盟』という窓口がありますが、まず繋がる事はまずなかったとも話していました。
そして、自身の自殺経験の話を話はじめました。聞いているとなぜか特別な話には聞こえませんでした。いたって普通です。
そしてここから、自殺を止める話になります。
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生きているだけで誰かの役に立っている。何もしていなくても、何かを食べているだけで世の中の経済を回しているのだから、誰一人役に立たない人間なんていないんだ。バタフライエフェクト バトンリレーです。
あなたの人生そんな安くはない。どんなくそゲーの人生だとしても抜け出すことはやめてほしい。
何かの繋ぎになる動画であってほしいと話していました。
余談ですが、YouTubeはこの様な動画は削除されることがあります。規制がかかるという事です。伶さんは運営さんになんとかこの動画を削除しないでほしいと言っていました。
自分のブログは自身の運営で行っていますので規制される事はありませんが、Googleのコンプライアンスに引っ掛かり検索から除外される事はあると思います。自分自身も伶さんのこの動画が消えないことを強く運営に希望します。
目の前に楽に死ねるボタンがあって、今まさに押そうとしている人は、加登伶さんの動画を見てほしいです。
自分の人生そんなに安くはないはずです。誰にも言わずに死ぬのは悔しいはずです。簡単には死ねないです。
この記事は何の役には立ちませんが、何かを感じるきっかけになればと思っています。