本当は違う事を記事にしようと思っていたのですが、女優さんの事もありどうしてもこの話題を書かなくてはいけない衝動に駆られました。
今日のニュースでは菅さんが自民党総裁に選ばれた事に話題は持ちきりです。今の時間は組閣の話題で持ちきりで速報がバンバン出ているところです。
そんな中。自殺と思われる女優さんの話題がニュースで少しだけ取り上げられました。
テセウスの船と相棒が好きな奥さんも驚いてショックを受けている様でした。
日本で10歳から39歳までの死因は自殺です。毎年3万人の人が自殺で亡くなられています。最近は3万人を切ったから良くなったみたいなニュースを見ると虫唾が走ります。そして、何もわかっちゃいないと。
知っている人は少なからずいると思いますが、ほとんどの人と言うより、日本人は知りません。
取り上げられたニュースの後に、お決まりの、いのちの相談窓口を紹介していました。なぜいつも相談窓口を紹介するかというと、他人の自殺は自身を誘発するからです。それだけ心の連鎖は止められません。
そして、それを見ると相談窓口に、いつも違うんだよと思わずにはいられません。
(窓口の方は大変親身になって相談にのってくれている事は言うまでもありません)
確かに、人に話を聞いてもらって思いとどまる人もいるかも知れませんが、それは一瞬でほとんどの場合は自分の憶測ですが、衝動的です。それは食い止める事はできません。
何で?てみんなが思って驚きを口にしますが、それが自殺なのです。
どんなに辞めさせようとしても思い止める事はできません。
だから、いのちの相談窓口に苛立ちさえ覚えます。
根本な問題解決になっていないんだよ!その一点のみです。
話は変わりますが、夜眠れなくて睡眠導入剤を飲むと薬を辞めれなくなると言う話はよく聞きます。
薬を辞めれないのは、言うまでもなく寝れないから。なぜ眠れないかと言うと。
根本的な部分の悩み。心配事。不安。自分の価値存在への疑問。他人からの中傷。生き辛さ、その他自身で抱えている悩みが無くならないからです。だから眠れない夜が続き薬を辞められなくなるのです。
根本的な原因を無くさないとこの問題は改善しないところか、すぐに悪化してしまします。
自殺は本人の周りの人に最低でも5人に強い衝撃を与えると聞いた事があります。
その単純計算だと3万人×5人で毎年15万人の人が後悔と自責に攻められている事になります。
この問題は日本社会の闇です。普段は表に出てくる事は少ないです。
著名人が自殺しない限り話題にもなりません。
将来に希望を持てない。考えられない人が多いのです。
日本のリーダーが変わりましたが、この問題は変わる気配がありません。
いっそうのこと新しい庁を作って本腰を入れて欲しいと願っています。
結局は、神様も、社会も、親も、友達も誰も助けてくれません。
でも、自分で歩いていくしかないこの世の中は変えられないのでしょうか。
自分もこの病気を抱えている限り無縁ではありません。
でも、どんなに死ねば楽になると思っても死にません。
自分は他人を不幸にさせてまで死にたいとは思わないからです。
『少しでも誰かのために生きてみよう。』
何気ないあなたの微かな微笑みが誰かの気持ちを癒している事を忘れないでください。
絶対に忘れないでください。