心ある人はどちらか

今日は長崎の原爆投下の日です。
たくさんの人の、平和を思う大切な思いが、式典で感じられました。広島ももちろん。

ニュースではケネディ駐日大使が初めて参加し献花された事が報道されました。

どんな気持ちだったのでしょうか。どんなに時が流れても、原爆を投下した事実は消えません。被爆者がすべていなくなっても事実は消えません。実は原爆は投下した国も、投下された国にとっても負の遺産だと思います。

日本では広島、長崎に対して、時にはパールハーバーの話が出てきます。
ここでは攻撃をした事実だけをとらえます。
12月7日には、式典が行われます。
自分が知らないだけかも知れませんが、式典には日本の政治家は出席し献花をしたことはあるのでしょうか。私は知りません。
パールハーバーでも深い悲しみと憎しみを持っている遺族の方がいるのも事実です。

その反面、黒こげの水筒。折り鶴にあるように融和もあることも事実です。

心ある人々による行動が長い年月をかけてでも、融和に向かっていくことを願い信じたいです。

それに引き替え、全く心がこもっていない人がいたのが残念です。

日本の首相でありながら、式典のスピーチは言っている内容は立派でも全く心の感じない。
機械から単調に流れる音のようなスピーチ。
まったく残念です。
大使と首相の立場は違えども、心のある人はどちらなんでしょうか。

首相はどんな気持ちで、訴えのようなスピーチを聞いていたのでしょうか。
あなたとは解釈が違うんですよ。
その一言であとは聞く耳持もたないのだろう
。 
とても残念でならない。