スクラップ アンド ビルド

 先日、Kindleのタブレットを力技で直しました。試しにAmazon primeのビデオを見ることにしました。

大分前に見た『シン・ゴジラ』の後半部分です。前半から何ヶ月も経っていましたが、内容が面白いのですぐに思い出して続きを見ます。

『シン・ゴジラ』はただの特撮映画ではなく。日本の状況を縮図にした様な映画です。

ところどころに日本の問題点が浮き彫りになり、それを映像化している様に思えました。

映画では問題点を楽観的な対策だったり、古いしがらみに縛られる政府が描かれています。

昨今。コロナウイルスでグダグダの政府ですが、その事をもう数年前に予測していたのかと思ってしまいます。

政府は問題に真摯に向き合い。国民の為を思ってもらえるといいのにと何度思ったかしれません。

しかも映画では見えてこない裏設定を知るとまた見たくなります。

長谷川さん演じる内閣官房副長官は代々政治家の家系の3代目。選挙区は山口3区と何だか聞いたことのある設定。(あの人は1区みたいですが。)

その他の登場人物も設定を見ると、シーンでシーンでこう言う意味合いなのかと納得します。

竹野内さん演じる内閣官房長官代理がラストのシーンで、「この国はスクラップ アンド ビルドでのし上がってきた。今度もこの国は立ち直れる」的なセリフがあります。

古い機構を壊して、新しい機構に変える。【破壊と創造】と言う意味のスクラップ アンド ビルド。

日本は何度となくダメージ(スクラップ)を受けてきました。でもこれからは立ち直る(ビルド)と、今の日本への応援のメッセージが込められている。そんな気がします。

私たちは立ち直れる。あるべき日本の姿に戻れるかはこれからの私たちにかかっているかも知れません。

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