素敵な事じゃない

  先日、奥さんのお爺さんが亡くなりました。

大正生まれという事もあり老衰だったそうです。

せめて東京オリンピックまでと少なからず思ってはいました。

1ヶ月前に家族が病院に呼ばれて、いよいよかという時も何とか持ち堪えました。

大正の男ですね。

それで何が素敵な事なのか。

お婆さんは20年前にもうすでに他界しておりました。

そして、お爺さんが亡くなった日は、お婆さんの命日でもあります。

20年前に別れてから、同じ日に天国の階段を登り一緒になったのです。

こんな事あるんだね。

7300分の1。自分は偶然ではないと思っています。こんな素敵なことはあるんだなと感じたものです。

今日の朝、奥さんを上野まで送って行きました。

駅はすっかり、クリスマスムードが満載でパンダだってツリーに登ります。

しかも発見しました。

パンダのバターサンド。

あと、上野と言えば舟和の芋羊羹。しっかりとゲットしました。

人がいなくなってしまう事が必ずしも不幸とは限らない。

素敵なエピソードを残してくれました。

でも、残念で仕方が無い。