今年も瀞音のブログをよろしくお願いします。
もう、4日で今日から仕事始まりの人もいるかも入れませんが、自分はまだ連休中です。
働いている人、ごめんなさい。(^_^;)
そんでもって昨日ついに観てきました。
(日にちがおかしいですがごめんなさい)
ボヘミアン・ラブソディ
そもそも、クイーンのファンなのかと言われろと正直なところ違うと言えます。
高校生の頃、よく聴く音楽といえば洋楽のロックでした。
その当時よく聴いていたロックバンドの紹介には、クイーンの影響を受け、とか。クイーンの様に、とか。クイーンの再来。などと宣伝文句を目にすることがあり、漠然とクイーンのバンド名とフレディのリードボーカルの名前は知っていました。
でも、高校生時代、残念ながらクイーンの音楽に触れる機会はありませんでした。
なぜなら、過去のバンドだったからです。
それより、Mr.BIC。イングヴェイ・マルムスティーン。ボン・ジョビ。を聴いていました。
それから時は流れ2018年11月。
クイーンのボヘミアン・ラプソディが大人気で何回も見に行っている人がいるぐらい、クイーンの3回目の大ブレークと世間では大きな話題になっていました。
そうなると、ミーハーな自分は観に行きたくてしょうがありません。
何より、高校生時代に聴いていたバンドに影響を与えたクイーンの映画。バンドがなぜ、影響を受けたのかの答えが見つかりそうな気がして観に行きたいと思っていました。
そして、3日映画館に出かけました。
その前に、何も知らずに映画を見るのは、良くないと思い、自分なりにネットで情報を仕入れて少しですが、勉強しました。
音源もAmazon MUSICで仕入れて聞き込んで行きました。
今回は調布のイオンシネマで4DXなる体感型のスクリーンで観ることにしました。ちなみに値段は2800円と高めです。
4DXはディズニーランドでアトラクションとして体験があるので大丈夫だと思っていましたが、スクリーンに入る前にみんな荷物をロッカーに預けていました。
あ。やべースクリーンに来ちゃったかと少し後悔しましたが、ここまで来たら帰るわけにもいかないので、座って待つことにしました。
ここから映画のネタバレが含まれます。知りたくない人はそっと、ウインドを閉じてください。
4DXはシーンにより椅子が動きます。
車に乗っている時は、車の振動。
パーティーのシーンでは、何とも言えない匂いがします。
スモークだって出てきます。
雨が降っているシーンでは雨が降ってきます。
ここが臨場感があってよかった。
そして何と言っても、歌のシーン。特に最後のライブ・エンドの時はこのスクリーンにしてよかったと思えるぐらい演出がよかったです。
薄っぺらい言葉ですが、その場にいた様な感じになります。
さて、内容ですが。
音源を聴いて、ボヘミアン・ラブソディとはなにか、歌詞も日本語で調べて行きました。
全て6分上映されることはありませんでしたが、この歌がどうやって生まれてきたのかがわかり、とても感動しました。
話は少し脇にそれるのですが。
日本でラジオでかかるクイーンの楽曲は何か?
少し調べてみたら、こんなランキングを見つけました。2011年と古いのでこれがどうこうというわけではありませんが、以下が順位です。
1位「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」
2位「ボヘミアン・ラプソディ」
3位「レディオ・ガ・ガ」
4位「伝説のチャンピオン」
5位「愛という名の欲望」
6位「マイ・ベスト・フレンド」
7位「愛にすべてを」
8位「輝ける7つの海」
9位「地獄へ道づれ」
となっていて、惜しくもボヘミアン・ラブソディは2位という結果に。
3位の曲はレディー・ガガの名前の由来ですね。
じゃあ。1位の曲は何と言われると。
日本人なら1度は耳にしたことがあるのではないかと思う曲です。
ビールのCM。
そして何より、木村拓哉さん、竹内結子さんの主演ドラマ『プライド』のオープニングテーマになっています。
YouTubeで見ましたが、ものすごく映像とマッチしていてカッコいい感じになっています。
ちなみに、映画館で、ボーン・トゥ・ラブ・ユーを聴いていて、ドラえもんの映画の予告を見ていても、めちゃくちゃドラえもんのみんなカッコよく、めちゃくちゃ面白い映画に見えるほどです。
でも、このボーン・トゥ・ラブ・ユーは、ボヘミアン・ラブソディでは登場しません。
なぜなら、フレディのソロの時の歌であり、のちにフレディが亡くなってから、クイーン版ができました。
ネットで見ましたが、ソロのオリジナルとクイーン版はかなり異なる様です。
皮肉にもクイーンの第2のブレークの時の代表曲になっています。
曲自体はいいので、YouTubeを見てみるといいかもしれません。
そして、今回の第3のブレークでは、いよいよ真打のボヘミアン・ラブソディにライトが当たります。
第1のブレークの人から言わせると、今更?なんて言われそうですが。
テレビの特集でインタビューされる人がよく言っていたのですが、フレディでも苦悩するんだなとか、葛藤の人生だなとか言っていました。まさにその通りなのですが、自分はこう思います。
心から大切に思える家族、心の許せる男女問わずの友達を生涯求めていた人生だったと思える映画でした。
ライブ・エンドに向かう前に家族に会うシーンで、残り少ない命の中、自分の家族を家族とやっと思えたそのシーンに思わず涙が溢れてきました。
そして、圧巻のライブ・エンドのシーン。
そのライヴに命を捧げ、その代わりに家族、友人を手に入れました。
ライブ・エンドのシーンの中。
自分的には好きなセリフ。言い回しがあります。
クイーンが歌い出すと、寄付の電話が鳴り続け、その中に騒音の苦情の電話が入ります。
ベルギーから。
ベルギーはイギリスの海を隔てた隣の国です。
そのことから色々と思うのですが、単純にベルギーで隣の家のテレビのライブ・エイドの音がうるさいということではなくて。
海を隔てた、隣の国にもライブ・エイドの歓声が届くぐらい。いや、届いているよという意味じゃないかと思うのです。
フレディはドント・ストップ・ミー・ナウの様に燃えて、止まらず死んでいったと思えるのです。
最後、コーラスが消えていくのに哀愁をおぼえてとても好きです。
最後にひとつだけ、フレディはとても親日家で有名な一人です。
映画中でも、女性用の着物をバスローブ代わりに着ているシーンが度々出てきます。
本人も日本が好きなのは、日本のファンに愛され、支えられている。一つの家族だったと思っているのではないでしょうか。
考えすぎですかね。
何れにしても、自分の求める何かを少しわかった様な気がします。