義父の1年祭

1年祭は、仏式でいう1周忌にあたります。

ちょうど、去年の今日に義父は亡くなりました。

1年て早いようで、もっと早かったですね。

去年なんて、もっと寒かったような気がしますが、今日は天候にも恵まれて暖かいと言うより、若干暑かったですね。

神式は大分慣れたと言っても、やっぱり緊張します。

仏式の法要は何度か経験したことはありますが、神式は色々と違ったりします。

特にゴニャゴニャ書くつもりはありませんが、1つだけ謎だったことが今日わかったので、それだけ書いときますね。

話は少しさかのぼって、夏の8月16日。終戦の日の翌日。靖国神社に参拝してきました。

終戦の日の次の日

世間では、私的ですか?公的ですか?とか。

みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会がどうのこうのと、言われていますが。

実は靖国神社を参拝するのは初めてでした。

境内に入ると、イメージしていた風景とは違い、もっと物々しい感じなのかと思っていたのですが、とても穏やかで、なぜか心休まる感じかしていました。

そもそものイメージが間違っていただけなのですが。

そこで、参拝するのですが、やはり参拝者の列ができてます。

時期的なものもあるのでしょうか。

並んでいて、思ったのですが。皆さん2礼2拍1礼をするのですが、2拍のとき皆さん音を立てています。

ここって手は音を出すのかとかなり疑問になったのです。

義父の葬儀の時は、2拍は忍しのび手と言って、音を立てません。

そのことがまだ鮮明に覚えていたので、え!!と思わざるしかありませんでした。

自分のイメージから言うと、戦没者に対して、音を立てて2拍をするのがかなりの違和感だったので、あまり音を立てずに2拍してお参りをすませました。

そして、今日。義父の1年祭に宮司さんから説明があったのは、1年祭なので2拍は音をたててください。とのこと。

おぉ。まさしくその答えが。

仏式では成仏してあの世に旅立ちますが、神式では守り神として神になります。

そうなんですよね。お義父さんは守り神となったので、音を立てて来ましたよ。的な感じで挨拶をします。

これは50日祭の喪が明けるとこをで切り替わります。

なので、靖国神社の英霊は神になっていますので、2拍は音を立てるべきだったのです。

義父は神職なのに息子がものを知らず申し訳ない感じです。

1年祭も終わり、食事会です。

近くの鰻屋さんでした。

ビーカーみたいなのに入っておるのは日本酒です。

お義父さんにお供えして、いただきました。

左側にある御膳はお義父さんの御膳ですね。

しかもここの鰻、生まれて始めて食べたぐらい美味しかったです。

結局は食べ物の話になる。当ブログ。