なんか最近、暗い話ばっかりブログに書いてる気がして。
そう言えばこんなことがありました。
いつもの心療内科の帰りのバス。
自分は買い物して、荷物が多かったこともあり座ることにしました。
さきに進むにつれバスは混んできました。
結構立っている人も多く混雑です。
そんな時。
運転手さんが、
「座席を必要とされる方がご乗車されます。席をお譲りいただきますようお願いします。」
自分は荷物も多かったため、譲ることはありませんでした。
すると、前の若者がここどうぞ。
すっと立ち上がると、席をすすめていました。
またしばらく行くと、病院のバス停で大勢の老人が乗ってきました。
今度は大勢の座っていた人が立ち上がり、席を進めているのです。
すると。運転さんが、
「席をお譲りいただきました、お客様ありがとうございました。」
アナウンスしてました。
恥ずかしいかな、自分はまた譲ることはありませんでした。
しばらく進むと、救急車のサイレンがしてきました。
恐らく先ほどの病院に搬送されるみたいです。
でも、道は渋滞。片道一車線の道は救急車の通るスペースは無いように見えました。
ヤバいな。自分も心配していると。
反対車線の車が側溝ギリギリまでよります。
前の車がよると、次々と後ろの車もそれにならいます。
いかつい、改造車みたいな車のお兄さんだって、車を寄せます。

あっという間にそこには道ができていました。
救急車からも、ありがとうございますの声。
確かに救急車が来ると、譲ることになっているとしても、これだけの車が一斉に寄るのは見たことがなかった。
バスのことも、救急車のことも、なんて素晴らしいことだろう。
それにひきかえ、自分の行動のなさに恥ずかしさを覚えて帰るのでした。