精神疾患での寛解とは

SNSを見ていると、精神疾患の方でどの様にして寛解しましたか?

と言う質問をよく見ます。

寛解とは、病気が寛く(ゆるく)解かれる(とかれる)と言う意味で完治とは違う意味。

良くなったり悪くなったり、一瞬。病気から解かれた様に寛くなる事を自分はそう思っています。

もし。質問者が、病気を克服して完治したと言う意味で寛解を使用しているのであれば、少し意味が私の考える事と少し違うかもしれません。

仮に完治すると言う意味で質問されているのであれば、それは難しい(できない)と思います。

もちろん、完治した方もいらっしゃいます。でも、それは僅かもしくは再発すると思っています。

ここまで寛解をネガティブに行ってきましたが、じゃあ。一回発病したらもう終わりなのか。

そうとも言えるかもしれません。現実は残酷です。

それなら、目標とする所を変える事が最善と思っています。

例えば、車椅子のテニスプレーヤーは立つ事を目標にしてテニスをしているでしょうか。

おそらく。立つ事よりもテニスの技術を上げようよ考えていると思います。目標が違います。

イヤイヤそれはプロだからと思うかもしれません。

でも。それを自分の一般人レベルに合わせると。

毎日楽しく生活して気分の上下に苦しまずに生活できる様に毎日、苦労する。

もう。気分が上下するのは仕方ない。そこで苦労はするけど全体的に気分を楽にして生きる。

目標とする所を変更して、楽に生きた方がいい様な気がします。

毎日、終わりなく続く不調と、気分の急落。それは変え難い苦痛です。

それから解放されるのはどれだけ気分的に良いか。

他の人と同じ様に普通の生活ができる。

それができない今はどうするのが良いのか。考える先を変えてみるという選択。

気持ちは常にネガティブで変えることは非常に難しいです。

でも少しずつでも考え方を変えて行く。そうすると気分が楽になって寛解に近づくのではないでしょうか。

私なりの答えです。