戦争は誰が終結させたのか

今日。X(Twitter)を見ていると。あるツイートがよく目に入りました。

昭和天皇が早く決断していれば、戦争は早く終わり、原爆も落とされる事もなかった。

と言う旨のツイート。

戦争は。点と点がよく映像化。話ではよく聞く事はあります。

真珠湾攻撃。ミッドウェー海戦。学徒出陣。マリアナ沖海戦。東條英機内閣総辞職。風神特別特攻隊。各地の大空襲。沖縄戦。戦艦大和沈没。鈴木貫太郎内閣発足。各地の空襲激化。広島原爆投下。長崎原爆投下。ポツダム宣言受諾。日本降伏終戦。

ざっと書き出してもこれほどあり、全てはかなりの出来事が起きています。それを点と点を結び線にする事ができないと、全てを知ることはできません。

全てではなく。最後の24時間。その前数週間何が起きたのか。それを知るべくある本にたどり着きました。

すでに映画にもなっているノンフィクションの『日本のいちばん長い日』。昭和天皇の玉音放送までが書かれています。

これを読むと、なぜ日本が無駄に時間を費やし、原爆を2回落とされてもなお。15日まで何故降伏しなかったのかが書かれています。

話は最初に戻り、昭和天皇の決断の遅さが原爆を招き、終戦が遅くなった。と言う話。

この本を読むにあたり、戦争を終わらせたのは昭和天皇であり。

戦争を無駄に長引かせたのは時の内閣であり、軍部であることがわかります。

昭和天皇の戦争責任について、当時の新聞社は昭和天皇は退位すべきかの世論調査を行っています。

結果は国民の2割は退位すべきの結果でした。

昭和天皇は退位に悩まされて続けることになります。当時の宮内庁長官からも「陛下は、戦争の政治的責任はないが道理としての責任はあると」言われています。

誰よりも昭和天皇が責任を感じていたと。小生は思っています。

全国巡幸を行い。迎えてくれた国民に対し涙をもってお応えになりました。

最期の時。「もうだめか。。」

それは沖縄に巡幸に行けなかった事を悔やんでの言葉だったとか。

それを考えると。昭和天皇への戦争の誹謗は控えるべきと考えに至っています。

でも。自分が知っている事が正とは限らない。

ただ。今後同じ戦争の過ちをおかさないようにするしかないです。