興味がない人はつまらない。デジタルなお話です。
最近会社でExcelを使ってデータの取りまとめ(整理)をしていました。
ファイル数にして100ファイルぐらい。かなり面倒臭いです。
ファイルを読み込んで、保存するだけでも100回同じことをしなければいけません。
「あー。面倒くさいなー。」と思っていた所、最近話題になっているchatGPTに自動処理のVBAでマクロを組んでもらおうと思い立ち使ってみることにしました。
YouTubeで初期設定の方法を見てその通りに設定。いよいよ使ってみます。
chatGPT初心者の瀞音さんはいきなり大きなミスをおかします。
一回の会話で全てを伝えようとします。実はこの方法はかなり効率が良くありません。
意味が分かりにくいことを1回で伝えるのは、普通の会話でも相手に理解してもらうのは、難しいことです。
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まずは、その事を自分自身理解します。なぜならチャットなんだから何回かやりとりをするものです。
AIに順番に説明していきます。
①フォルダの中の全てのファイルを読み込んで、Excelで保存するVBAを作成してください。
AIがマクロのコードを書いてくれます。これを実行すると100回の保存作業が自動化されました。
②ファイルを読み込んだら、A列にセルを挿入して、ファイル名の初めから3文字までを入力してください。
AIがマクロのコードを書いてくれます。これでA列にファイル名の3文字を記入してファルイに保存してくれます。
前の①の条件を覚えているので、②の条件を合わせたマクロのコードを書いてくれます。
あとは、エクセルのVBAで標準モジュールに貼り付けて実行すると、エクセルが処理してくれます。
プログラムの知識が全くなくても、モジュールの実行方法さえわかれば誰でもできます。
うまくいかない所があれば、指摘をすれば何回も書き直してくれます。もちろん「文句」なんて言いません。何回でもやり直してくれます。
しかも、誤解していた所があり申し訳ありません。AIが謝ってきます。これにも驚かされました。
これでVBAを組める仲間が増えた感じです。
AIに構造的に説明して実行してもらうかで、もっと複雑な事ができると思います。
でもこの使い方は、chatGPTの使い方のほんの一例にしかありません。
例えば、柿、林檎、白菜、人参など100種類あった場合、野菜と果物に分けてくださいとお願いすると、AIに蓄積された情報をもとに分けてデータ化してくれます。
技術はすごい事です。でも仕事の場合は自分でチェックすることは必要です。
それでも自動に分けてくれるのは楽ですよね。
これは、AIが学んだ事を実行しているだけなのですが、素直に感心します。
あと、みんなが言っている事ですが、個人情報は絶対に入力してはいけないという事。
入力したものは全てAIの知識に蓄積されます。ここは注意が必要です。
それでも作業が楽になるので、今後も使って行きたいのですが、今は無料ですが今後は有料化のみになる可能性もあります。
日本円にして2700円の有料プランがすでにあります。ちょっと高いかも知れませんが、これで楽ができるのであれば個人的には妥当な値段だと思います。
AI技術は正直凄かったです。