夜間摂食症候群

今日の心療内科は相談したいことがあって少し緊張していました。

前々からちょこちょこあって、最近はひどくなってきたことがありました。

一度眠り、夜中に起きると何かを食べているのです。

なんだ、ただ腹減ってるだけだろうと思うかもしれませんが、そこまで空腹と言うわけではありません。

起きると何か食べなきゃと思い食べて、食べ終わると安心してまた眠るのでした。

ひどい時はスナック菓子をあればあるほど食べてしまい、3袋とか平気で食べてしまいます。

普通は3袋も食べれば、気持ち悪くなるのですが、食べてしまうのです。

本人も食べちゃいけないと思っていても、理性がうまく働かずに食べてしまう感じです。

朝になると、スナック菓子の空の袋と、食べこぼしたお菓子が床に落ちているのを見て、自分への嫌悪感を感じずにはいられませんでした。

自分は食いしん坊なのできっとそれが原因と思っていましたが、さすがに最近嫌になってきたので、ネットで調べるとある症状が出てきました。

夜間摂食症候群。

症状は全く自分と同じで、一度眠り、夜中に起きると何かを食べては眠る。ひどい人になると調味料を食べてしまう人もいるようです。

それに一つ重要なことは、本人が食べたことを記憶しているかどうかでまた違うようです。

記憶にない覚えがない人は、睡眠関連摂食症候群というようです。人によっては寝ぼけたまま料理を始めて、包丁やコンロを使う人もいるそうです。

自分の場合は記憶があるので夜間摂食症候群になるようです。

さすがに記憶がなくなり、包丁やコンロを使い始めると怖いので相談することにしたのです。

でもネットでは精神科の医師でさえ、その症状を知らない、相談したら馬鹿にされた。笑われたなど厳しいことを書いている人もいました。

それだけ特異な症状のようです。

自分も話をしても理解されなかったらどうしようと緊張していたのでした。

診察室に入り症状を話すと、まずは記憶があるかないかを聞かれました。

やはりそこがポイントのようです。

そして、服用している薬が食欲を増進すること、睡眠導入剤で理性が薄くなったり、寝ぼけたりする説明をうけました。

そして医師からは食欲をます薬は抗うつ薬のメインなので減らすことはできない。睡眠導入剤は眠れれば減らしてもいいと言われました。やはり薬を減らすリスクの方が大きいため、減薬はキッパリと否定されたのです。

そのかわり提案されたのは、我慢するのではなく、食べてもいいという意外な答えでした。

ただ、カロリーを抑えて、腹持ちのいいものを選んで下さいとの注意がつきました。

話も終わり、少しホッとしました。

ある程度の理解をしてもらい。食べてもいいと言われたのですから。

そして、ここまで書いて思うのですが、自分自身は大変なとき、辛いときは薬に頼るべきだという基本的な考えがあるからいいのですが、人によっては抗うつ薬は副作用がある、やめられなくなるなど思い服用をしない、途中でやめてしまう人もいます。

でもさっきも書きましたが薬に頼るべきです。推進、推奨してあるわけではありませんが、今日生きなければ明日は来ません。

ただそれだけです。

薬の副作用かもしれないことでブクブク太っていっても、今は甘受するしかありません。明日を迎えるために。

それでも薬に頼りたくない人はいると思います。

それは本人が出した答えですから否定はしません。飲む飲まないに正しい誤っているは当てはめることはできないからです。

いずれにしてもちょっと厄介な症状が出てきたのですが、上手くやっていくしかないですね。