自分がうつ病であることはおそらく、会社の他の従業員の人は知っていることだろう。
それでもみんなは気にかけたり、普通に接してくれる。
それは実はとても恵まれた環境にいることを感謝しなくてはならない。
何ヶ月に1回、産業医との面談があり、そこでは体調の変化や今仕事をしている量などを聞かれる。
後は本人から何か要望がないか、聞かれるのだけと、
要望というより、ほとんどが自分の愚痴を聞いてもらうようなものだった。
世の中の人では、自分の病気のことを隠して働いているひとがいます。
確かにほかの従業員から、あいつ、うつ病らしいよと、思われることはありませんが、それはかなりきつい状況に身を置くことになります。
普通を毎日演じなければなりません。
どうしてもやる気の出ない日も、仕事の量だったり、気持ちがいっぱいいっぱいになっても、病気を理由にするわけにはいかずひとりでなんとかするしかないのです。
病気をオープンにせず、クローズする理由は人それぞれぞれと思いますが、そこにはやむにやまれない理由があるはずです。
日本の社会は、障害者とくに精神障害者は普通には見てもらえない。
何か事件が起こると、精神病歴があるとやっぱり、精神障害者は何をするからわからない、関わりたくない。
この日本少なからず、この様なことがあることが残念でなりません。
だから人によっては病気をクローズにして、普通を演じ自分を壊してしまうのです。
もちろん、親切な人はたくさんいます。
ある意味、大人の対応をしてくれる人もいます。
その反面、心ないことを平気で言い、人を人と思わないひともいます。
それは残念で憤りを感じます。
でも、負けないでほしいのです。
叱責も度が過ぎるのはルール違反です。
それをしっかりと言った人間に伝え、改善を求めるのです。
泣き寝入りは、自分を壊すだけです。
はっきり言ってやりましょう。
あなたの暴言で、私は多大なる被害を受けていることを。
自分を大切にしてください。
特にクローズにして、日々くいしばりながら生きているひとは。