デジタルとアナログの勘違い

今回は自分が勘違いしていたことのお話です。

まず、新品のレコードと新品のCDがあるとします。

再生の機能、音への変換は同等のプレイヤーがあった場合。

レコードとCDどっちが音が良いでしょう。

へぇ?!

CDに決まってるじゃん。

そうです。

自分もそう思ってました。

でも、答えはブーです。

簡単に解説すると、耳に聞こえる音はアナログです。

レコードもアナログです。

アナログのものをアナログに記録すると、そこには音の劣化は少ないもしくは、限りなくないそうです。

でも、アナログの音をデジタルのCDに記録するには、デジタル変換をします。

ここでアナログの音を数字でイメージしやすいために、ちょっと乱暴ですが、円周率と同じと考えます。

3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 …という感じでアナログを数字で表現するには桁が多すぎます。

100%表現するには桁が多くデータ量がその分多くなりCDに入り切りません。

なので、人間の耳に聞こえる範囲で、3.14で切り捨ててしまっています。

それが音の劣化、100%の表現している音ではなくなります。

実際はπ=の割り切れない数字ですのでアナログとは関係ないのですが。

ということで、実はレコードの方が音の再現性ではCDより上という、驚くべき事実。

でも、それには条件が。

新品ではないとダメです。

なぜならレコードは刻一刻と劣化、傷んでいきます。

そうなると音は再現性が低くなります。

すり切れてしまうと、もちろんCDの方が音はよくなります。

オーディオでのアナログとデジタルのちょっと不思議なお話でした。

個人的な見解があるので、実際は大嘘かもしれません。その時は悪しからず。