26日から開業する北海道新幹線。
新青森駅を出ると次は、奥津軽いまべつ駅だ。
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ここには新幹線が一日7往復止まる。
まだ開業する前だが、囁かれていることがある。
明らかに過剰輸送ということ。
つまりそんなに乗り降りする利用客がいないという話だ。
そして、奥津軽いまべつ駅から津軽鉄道の始点、津軽中里へ4往復のバスが運行される。
このバス、一回の利用者の試算がたったの4人。
片手で数えられる4人です。
明らかに少なすぎます。
この利用客で一年間運行すると、赤字は2000万近くになるそうです。
でも、地元の町長は新幹線から地元の交通機関への乗り継ぎは絶対なくてはならないという考えだそうです。
これをとりあえず2020年までは行う考えで、そうすると赤字額8000万近くになります。
無駄と思いますか?。
いいえ。考え自体は英断と自分は思いますが、
その英断を愚断となるかは、これからだと思います。
周りの市町村がPRして、客を呼びたくても、インフラ整備が整ってなければ、その宣伝はまったくの無駄になってしまう。
それだけに判断が難しかったと思う。
あとは地域と企業が連携をとり、新幹線の停車駅の環境をいかに利用できるかで決まってくる。
はっきり言って、みるほど観光地は少ないけれど。
みんなで知恵を出し合うしかない。
実はこの奥津軽いまべつ駅とバスの運行により。
帰省に9時間かかっていたのが、6時間で帰れる。
全部で4万円かかる飛行機でも8時間かかるのに、それが6時間。
金額も2万2千円ぐらい。とてもリーズナブル。しかも、驚異的な時短になる。
そんな恩恵を受けれるのが実は自分だったりする。
自分だけではなく、実は結構いると思うんだけどね。
知らないだけ。ほんともったいない。
先ほどの町長は十分黒字になると考えてるらしい。
今の子供の代では実を結ばなくても。
孫の代で成功するかもしれない。
その鍵は、今の若い人の頑張りにかかってるかも知れない。
自分もできる限り応援はしていきたい。