今日は全国で暖かい日のようです。
季節はずれの気候に少し切なさを覚えます。
ちょっと寒いけど、もう大分暖かい気温。
その気温は高校の卒業式の日を思い出します。
自分にとっての大きな変わり目で、人生の第一章が終わり、東京に就職しての生活、第二章の始まりでもあります。
不安しかなく、ただ漠然としていたのを思い出します。
いまでは高校の友達も、幼なじみの友達も、ひとり連絡が遠のき、また、ひとり遠のきと今では、連絡をとっている友達はいません。
あんなに高校3年間、一緒に笑っていたのに時間は残酷なもので、どんなに仲のいい友達とも疎遠になってしまいます。
もう思い出の中にしかいません。
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昔は電話番号がわからないと連絡が取れませんでした。
今はSNSの普及で大分連絡がとりやすくなりましたが、やっぱり生活の多忙さに疎遠になりやすいものです。
いまでも、あいつ、あの子どうしているかなと思うけど、もう連絡のとりようがありません。
思い出の中の住人なっています。
春のにおいがする、今日のような気温は、ちょっと切なく感じてしまうのです。