お金の生きた使い方

日が変わったので、昨日ですが某掲示版サイトであることが話題になってました。

奈良県に住む、93歳のおばーちゃんが奈良県に救急車を一台寄与したそうです。

車自体が2000万して、中の装備品が700万であわせて、2700万相当の寄付をしたことになります。

その掲示板で結びに、生きた金の使い方をしたと投稿があったのですが、そもそもどんなことをすれば、生きたお金の使い方なのでしょうか。

今のおばーちゃんの話だと、この2700万はお金では買えない命を助けることになります。

これこそ、生きたお金の使い方の見本みたいなものです。

じゃ。死んだお金の使い方て何だろ?

とふと思ったのです。

例えば、趣味でフィギュアを集めている人が居るとします。

一見、何の役にも立たない、フィギュアにお金をかけて、死んだお金の使い方と思うのですが、でも、この人がフィギュアを買うことにより、売れた利益で生活しているひともいます。

無駄に思えて、実は人の生活のためになっている事に気づかされます。

そう考えると、実はギャンブルだって、ホストにお金を使うことだって、生活をしている人を考えると、生きたお金の使い方なのかも知れません。

極端な話ですが。

それを考えると、死んだお金の使い方はなさそうな気がします。

でも、きっとこれがそうなんじやないかと思うのが、一つありました。

そう。

お金を使わないで貯めておくことです。

もちろん、未来にどんなことが起きるかはわかりません。

貯金はある程度は必要です。

夢のためにお金を貯めることは良いことだと思います。

でも、それはいずれきちんと使うことが大前提です。

死ぬまで持ってて、相続税でごっそりとられるのは、いいお金の使い方ではないような気がします。

何に使われるかわからない税金。

きちんと使われているとは思いますが、いまいち、実感はわきません。

さっきのおばーちゃんは、思ったのかも知れません。

自分が死んで、税金でなくなるより、自分の意志でお金を使えて、人の役に立つこと。

それが救急車だったのかもしれません。

タンス貯金が多い、日本経済。

日本経済はじつは無駄遣いで回っているかも知れません。

消費しない体質になってしまった、日本経済。

たまには、無駄遣いもいいかも知れません。

生きたお金の使い方の始まりかも。