今日ついに、修理に出していたポータブルアンプが帰ってきました。
試しに聴いてみると‥‥。
おー。音が聞こえる。
かーさん。音が鳴るよー。声を大にして言いたかった。
まぁ。しないけどね。f(^_^)
話はちょっと戻り。
その家電量販店に行く途中、エレベーターがあるんだけど、前に足がX脚がかなり酷い女性がいて、松葉杖を両手で使い不自由に歩いていた人がいた。
言い方が良くないけど、簡単に説明すると、障碍者の人だった。
その人はエレベーターに乗ろうと待っていたのだけど、エレベーターが着いて次の行動に、自分は正直驚いた。
その女性は、エレベーターの呼ぶボタンを押し、隣に立っていた、老人にエレベーターに、お先にと道を優先的に譲ったのだった。
その老人も女性が身体が不自由なのはわかっているので、自分と同様に驚いていた。
そしてその老人は、エレベーターの呼びボタンを押して、その女性にお先にどうぞと声をかけていた。
女性は申しわけなさそうにすいませんと何度も言って、エレベーターに乗っていた。
自分はこの光景に驚いたが、何故女性は老人に道を譲ったのかエレベーターに乗ってから考えていた。
それで、でた答えは、女性は自分の身体を不自由とは思っていない。障碍者とは思っていないという答えにたどり着いた。
決して、自分の身体を不幸とも、ビハインドとも思っていない。健常者と思っているのだと。
だから、老人に道を譲り優先しようとおもったのだと。
たぶんその女性にとってはそれが普通なのだと。
なんて気持ちが強く優しい人なんだろう。
自分は久々に感動していた。
その帰りのエレベーターで、乳児をおぶっている若いお母さんと、ベビーカーを押している若いお母さんが乗ってきた。
これは自分の偏見なんだけど、そのお母さんは、かなりのバッチリのメイクをしていて、子供を負ぶっているリュック、昔で言うおんぶ紐は見るからに高そうな代物、一方のお母さんのベビーカーも高価そうに見えた。一見しても専業主婦だと思えてきっと裕福だろうと思わせる、雰囲気があった。
その二人はおしゃべりをしながら乗ってきた。
自分は子供を負ぶっているし、ベビーカーを押しているから、呼びボタンを押して道を譲ったけど、相変わらずおしゃべりを続けていて、自分のことを気にする雰囲気はなかった。
降りるときも、自分はボタンを押して道をあけていたけど、その二人はおしゃべりを続けていて、すみませんの一言もなかった。
まぁ別にお礼がほしくて、ボタンを押しているわけではない。
でも、少しでも気にはかけてもよかったのにと思ってしまう。
さっきの女性とは全く反対の印象を受けた。
たぶん二人は、私たちは子供連れてるんだから、譲られて当然だよねと思っているとしか思えない。
年は自分よりは若いけど、30代前半だろう。全く若い訳ではない。
それなりに常識をわきまえてる年齢だとは思えるんだけど。
なんだろうなー。
同じ人なのに人に優しくできる人と、人の親切を当たり前にしか思わない人の違いはなんだろう。
自分にはわからない。