バイオリンは人に優しいのか 厳しいのか

ふと思ったのですが、バイオリンは人にとって優しいのか。

バイオリンは小さい子供も演奏、練習できるように小さいバイオリンが存在します。

腕が届かないので、小さいバイオリンがあるのです。

習い事と言えば、ピアノもあります。でも、鍵盤の幅は同じです。しかも重い。
子供の小さい手では、結構大変な気さえします。

そう、考えるとバイオリンは人に優しい気もしますが、ちょっと考え方を変えると、バイオリンを小さくして、子供の頃から練習しないと、物にならないから、あえて小さいバイオリンを作り出したのかも知れません。

そう考えると、バイオリンは結構厳しいのかも知れません。
だからといってピアノが優しいという訳ではありません。

実際小さい子供の手で演奏、練習していて、体の成長具合と折り合わず、ピアノの道を諦めたという話も聞きます。

それを考えるとバイオリンは優しいのか。

バイオリンは音は指板を抑えて、音階を出します。鍵盤はないので極端な話、簡単にはきれいな音は出ません。

色々考えると、答えがどんどん遠くなっていくのです。

まぁ言えることは、どの楽器だって、練習をいっぱいして、ものすごく努力しても、プロになるのは、ほんの一握りの人で、それで人気がでるのはさらにひとつまみの人だということを。

バイオリンを始めるにあたり、一角のほんの少しのエリアに属するのだけど、それを時には思い、バイオリンとの接し方を、真摯に受けなければと、思うこの頃です。