京浜急行 快特に乗ってきた。

私鉄電車。京浜急行

「赤い彗星」と呼ばれる京浜急行電鉄。YouTubeでよく見ていて自分も乗車してみたくなりました。

ただの電車なのになぜ。その魅力はやはり走行スピードと言っても過言ではありません。車種【快特】は通常の鉄道会社では出せない120Kmで走行します。

※都心に乗り入れする鉄道会社では京浜急行が唯一ですが、他の鉄道会社でも120Kmで走行している路線はあります。

120Kmで走行する区間は。品川駅から横浜駅までの区間。京浜急行でも他の区間。また快特以外は120Kmでは走行しません。特例の「逝っとけダイヤ」では120Kmで走行しているかもしれませんが

※逝っとけダイヤとは、運行に何らかのトラブルが発生し、ダイヤが乱れてそこから遅れや正常ダイヤに復旧するため、高速走行を行う回復ダイヤの事を言うらしい。

 

なぜ京浜急行が120Km走行が許されているのか。調べてみると。

  • 京急本線は戦後の改良工事で線形(カーブの曲率、勾配など)が比較的良く、直線区間や緩やかなカーブが多いため、高速走行に適している。
  • C-ATS(デジタル式自動列車停止装置)を導入しており、120km/hに対応できる制御システムを持っている。
  • 路線条件や保安設備、車両性能などを審査し、国の認可に合格し 120km/hまでの特例運転を可能とした。
  • 京急の新1000形などは120km/h運転に耐えられる設計(台車・制動性能・車体剛性)を持っており、安定して高速走行できる。

と言う条件をクリアしているから実現できるスピードの様です。(国の認可を取得しているのが大きい)

 

そして幸運にも快特に乗車する事ができました。

金沢八景にて撮影

品川駅を発車して最初はそんなにスピードが出てないので、あれ?みたいな感じでしたが、その時は突然やってきました。

マスターコントローラーをフルにしてどんどん加速していきます。写真を撮ろうと思ってもスピードで体幹が保てず撮影できません。

そして、やっと撮影した一枚。

マスコンがニュートラルに入っていて少しスピードが落ちましたが、120Km出ています。スピード感もあり、大げさに言うと離陸するかと思うぐらいです。

YouTubeで見た120Kmを経験する事が出来てとても有意義な時間を過ごす事ができました。

 

ちなみに帰りは【特急】の車種に乗車したので、110Kmまでしかスピードは出ていませんでした。

運転手さんのマスコンの操作を見ると。ニュートラル(加速も減速もしていない状態)かP5(パワー5)しか使っておらず、めっちゃ加速がすごいです。(たまにP3、P4使うかなという感じです)

多分もう乗車しに行くことは無いと思うのでよい思い出にはなりました。

 

ちょっとした話ですが、自分の席の反対側に年配のご夫婦が座っていましたが、旦那さんが「横浜を過ぎるとそんな早くない」と言っていたので、京急の120Kmを体験したい人は他にも居たようです。ご夫婦はパンフレットを持っていたので、その先に観光に行かれるのでしょうね。

タイトルとURLをコピーしました