こんな冬も近づいている。今。夏に行った話です。
長期の休職ののちに復職をして、1日だけ夏休みを貰えることになりました。折角なにでちょっと遠出しようと思い。
京浜急行に乗って「汐入駅」まで。正直この駅名は今回出かけることになるまで全く知りませんでした。

この駅は、横須賀軍港の最寄駅になります。

遠くに護衛艦が見えます。自然とテンションが上がっていきます。京浜急行で来たこともあるのですが、意外と近い感じがします。

なんとなくモニュメントを撮影します。
ここでは横須賀軍港をめぐるクルーズを運航しています。今回はそのクルーズに乗船するのが目的です。
時間まで桟橋で待っていていざ、乗船です。他にも参加者が多くて意外と驚きました。この日、平日の昼間です。みなさんお休みを取られて来たのでしょうか。その他。やっぱりどこにでもいるんですね。いわゆるガチ勢。お前はプロカメラマンか!と言いたくなるほどデカくて長いレンズを装着したカメラを持っているお客さんもいました。自分もカメラを持って来ましたが、桁が違うというか格が違う感じです。
いよいよ出港します。意外と揺れるのに驚いていたのですがそれでも写真を撮ります。

見えて来たのは、アメリカの原子力空母「ジョージ・ワイントン」最近ちょっと話題になりましたね。
そして、中々見ることのできない。空母を正面。

この日はクルーズの方が言っていましたが、とてもラッキーな日なのだとか。
世界には何隻か、イージーシステムを装備したイージス艦が存在します。その中のオーストラリアのイージス艦を見ることができました。

イージス艦「ブリスベン」他国のイージス艦を見るのは珍しいとのこと。ここでちょっと見て欲しいところがあるのですが、艦の中央です。赤いマークを見ることができます。
拡大してみます。

カンガルーのマークです。これはオーストラリアだからカンガルーをただ付けているのではなく、カンガルーは前にしか進むことができません。後ろに下がることはないのです。オーストラリア軍は何があっても後退しない。その意気込みをこのマークで表しています。日本の戦国時代に武将が兜に蜻蛉をつけたのと同じいみですね。蜻蛉も前にしか進みません。一歩も退かないという意気込みです。
そして、日本のイージス艦も見えて来ました。

日本は現在、8隻イージス艦を保有しています。そのうちの2隻が同時に停泊していることは珍しいという事。
手前が船番174 「きりしま」(海上自衛隊HPから)

対空戦闘ではミサイルを垂直式に発射して、目標をレーダーで追います。自艦、日本国土に向けられて発射されたミサイルはここで迎撃します。
ほぼ外れることはありません。


奥が船番179 「まや」(海上自衛隊HPから)

まやはまや型のイージス艦で最新鋭の技術で作られています。先程のきりしまは、こんごう型で初期型であり性能的に少し古くなります。
そうこうしていると遊覧船が桟橋に帰って来ました。
アニメ、映画で見るイージス艦を知識に入れてから現物を見るとまた違って見えます。このイージス艦が日本の領空を目では見えない盾で守っています。
でも。ここから実戦でミサイルが発射されないことを願うだけです。
