おまえは偽善者だ

昔よく友達には、お前は偽善者だ。お前ほど悪い奴はいないとよく言われてました。
よく奥さんにもあなたは偽善者だと言われます。
そもそも偽善者てなに?
Wikipediaでは 外面的には善い行為に見えても、それが本心や良心からではなく、虚栄心や利己心などから行われる事を指している。

とあった。確かに本心や良心では動けないタイプだ。

実際、目の不自由な人が駅のホームで点字をブロックを白い棒で探していても声をかけない。
その時は、悩んでいるうちに高校生が手を差し伸べていた。凄いなー。本当にそう思う。

ある時はスーパーで車椅子を乗っている人が、お総菜の前で雰囲気的に困っているのが分かった。車椅子の高さではお惣菜が手に届かないのだ。近くにいると話しかけてきた。
すいませんが取ってくれませんか。
自分は取るときに聞いたどれか選びますか?
車いすの人は悪いと思ったのか、自分の手の近くにあるのを指で指していた。
確かに同じものかも知れないが、そこは自分の意志を出してもいいところじゃないかな。

自分は身体に不自由な人をみてもすぐには助けない。
本人のQOLを尊重してあげたいからだ。

クオリティオブライフ、その人の生活水位順の質を落としたくないのだ。
自分一人で出来たという満足感を味わってほしいからだ。

だから、一歩引いていつも悩んでいるそれはその人のためになるか?いつも誰かが助けてくれるとは限らない。

そんな格好いい事を言っても実際は親切にする勇気がない。
人に不親切にするのは悩まなくていい。呼吸するよりも簡単だ。

だから格好いい事言ってるけど、何もできない偽善者なのだ。

スッと話しかけてきて、大丈夫ですかの一言がでない。
出来る人が実は羨ましかったりする。
きっとどこかに褒められたいと思っているのかも知れない。

とても自分がうすっぺらいと思う。