首を絞めるだけ

4月からいよいよ。働き方改革法に基づき色々と実施されていきます。

よく耳にするのは、有休の5日は必ず取得するとか。

11時間のインターバルをとるとか。

残業時間の管理と罰則などですね。

36協定も変わってきます。

そんな中、うちの会社も色々とアメとムチ政策が始まってきました。

自分が勝手に名付けた。5連。

5日連続有給休暇の取得。

ある規定にあった人は、その年、5日有給休暇をプラスで休むことができます。

例えば、20年勤続年数がある人とかです。

なにそれ。みたいなちょっと驚きますよね。

あと、チョコチョコとアメの話はあるのです。

そして、最近、急に残業にうるさくなりました。残業するなというお達しです。

根拠がわからないのですが、残業に敏感な会社になったものです。

この話から、いい会社じゃんと思うかもしれませんが、自分にとっては迷惑しかありません。

その理由の大きいところは、じゃ。こなせなかった仕事誰がするの。

5日も休んで仕事どうするの。

そんな、社畜のような話です。

実際の話、売上、利益は会社にとって必ず守らなければいけないものです。

じゃないと会社潰れますからね。

そうなると、決められた時間で多くの仕事をこなさなければ行けません。

まさしく、毎日時間に追われるのです。

これがどれだけ苦痛なことなのか、わかるひとは結構いると思うのですが。

終わらないから、納期が延びるわけでもなく。

最悪の場合、就業時間とタイムカードの改竄がもっと酷くなることでしょう。

もっととは、もうすでにブラック企業と言われるところでは、日常茶飯事だからです。

働き方改革と会社の維持運営を両方とも出来るのは、よほど、余裕のある会社だけです。

あとは、野になれ山となれ。潰れていくだけです。

もう、古い話ですが、仕事は大変、きつい、理不尽、疲れるのは当たり前です。

それを、休みを増やしたり、残業を減らしたり、管理を厳しきしたりとか。今さらですよね。

でも、一方で今の若い人たちの感覚では、自分を大切にします。

プライベート、仲間は仕事より大事なものです。

今までもそうかもしれませんが、これからは、モチベーションが普通のひと。

仕事にやりがいを求めるひとと、そうでないひとに二分されるでしょうね。

今までみたいに、儲かりそうだから残業するとか、そんなひとは減っていくでしょうね。

社会がもうそんな時代になりました。

自分も20何年間社会人をやってきて、残業は当たり前、深夜、休日、徹夜だってあります。

それが当たり前でした。

もちろん給料は出てます。

確かに、残業が多いと収入は増えますがその分からだが持たないのも事実です。

どんなにお金持ちでも、からだが悪いのと。

どんなに健康でも、お金がないのとどちらがいいんでしょうね。

これからは、色々な縛りのなか。自分自身と仕事のマネジメントをしていかなければならないでしょう。

会社からあれやれこれやれの方がまだいいです。

コンプライアンス守れないひとは、会社に要らない。仕事を、時間内にこなせないひとは要らない。

お金に困っても、誰も助けてくれない。

そんな感じです。

それだったら、仕事を頑張って稼いで、好きなことにお金を使った生活をした方が、充実していると思うのですけど、変ですかね。

最悪。

経済は回らないでしょうね。

だって、みんな仕事しないんだもん。

どんどん。生活は不便になってくよ。

コンビニも休み、宅急便も休み。

サービス業休み。

そのうちわかるよ。

生活がどんなに不便になって、自分の首を絞めていることが。