京王線を乗っていると、車掌さんのアナウンスが耳に入る。
いつもは聞き流してしまうのだけど、今日は違っていた。
それはなぜか。
アナウンスがとても細かく丁寧なアナウンスだった。
車掌さんのアナウンスの酷い人では、駅名しか言わないし、それがぼそぼそで聞こえない場合も多々ある。
でも、今日違っていた。
駅によっては乗り継ぎをアナウンスし、どう乗り換えれば終点、ここでは新宿に早く着くのか丁寧に説明していた。
駅によっては出入り口の階段が何両目なのかをアナウンスし、その該当の車両へは、早めの支度をお願いしていた。
とにかく親切なのだ。
車掌さんはドアの開け閉めだけではなく、情報弱者に対しての対応が肝心。
今やスマフォで調べれば大抵のことはわかるけど。
そこには心はない。
人と人なのだから、アナウンスは情報が多く親切なのが助かる。
親切のアナウンスには電車を利用してありがとうの気持ちがこもっている。